不完全な父アブラハム

星空 お知らせ

2023年6月18日(日)礼拝(聖書箇所:創世記17:15〜21)

聖書より:
紀元前2000年頃、アブラハムが100歳を迎えるとき、神様は妻サラによって男の子を授けることをアブラハムにお告げになりました。
ところが彼は自分が100歳を迎えることと、妻が90歳にもなることで、男の子が生まれるはずはないと、神様の御言葉を笑ったのでした。
現実的かどうか、という自分の経験と知識に基づく判断が、神様の全能性と主権を見失わせます。
また、この時アブラハムには、妻サラの女奴隷ハガルによって、イシュマエルという男の子がいました。
彼はこのイシュマエルこそが、神様がくださった約束の子だと思い込んでいたのかもしれもしれません。

人は、神様の御言葉を都合のいいように解釈してしまうことがあります。
実に信仰の父と呼ばれるアブラハムも、パーフェクトな人ではなかったのです。

しかし神様は、サラを通して男の子を授けること、その子にイサクと名付けるようお命じになります。
後にイサク、その子ヤコブを通してイスラエル12部族が起こされ、その中のユダ部族から、キリストはお生まれになったのです。
不完全な私たちに、変わることのない神様が希望となってくださっているのです。

恵みとまことによって、咎は赦され、主を恐れることによって、人は悪を離れる。(箴言16:6)

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