御心を求め偏見を捨てる

世界宣教 お知らせ

2022年8月21日(日)礼拝(聖書箇所:使徒10:9-23)

聖書より:

ペテロは、急病により死んでしまったタビタという女の弟子を癒したあと、しばらくヤッファの町に滞在していました。

昼頃、空腹を覚えながらも祈っていると、夢見心地になってしまい、天から四隅を吊るされた敷布のような入れ物が降りてくる幻を見ました。
中には食用にふさわしくない生き物がたくさんいて、「ペテロよ、立ち上がり、屠って食べなさい」という声がしました。
ペテロは「主よ、そんなことはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」と答えます。
すると、「神がきよめた物を、あなたがきよくないと言ってはならない。」という声が聞こえました。
そんなことを三度繰り返したところ、異邦人である百人隊長コルネリウスの3人の使者がペテロを訪ねてきたのでした。

3人は、神の御使いがコルネリウスに現れ、ヤッファにいるペテロを訪ねてカイザリアに招くよう告げたと証ししたのです。
そこでペテロはこの3人の異邦人を迎え入れ、共に宿泊し、カイザリアへと出かけたのでした。

ペテロを始めとするユダヤ人たちは、外国人をきよくないもの、汚れたものとする偏見がありました。
しかし神様の幻により、ペテロは偏見を捨て、異邦人への宣教を始めたのでした。
私たちもペテロと同様、キリストの救いにあずかっているのですから、他人に対する偏見や敵意を、神様の故に捨てることが大切です。

あなたがたは寄留者を愛しなさい。あなたがたもエジプトの地で寄留の民だったからである。(申命記10:19)

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