サドカイ人の間違い

2021年3月21日(日)礼拝(聖書箇所:マタイ22:23~33)

聖書より:

紀元30年頃、エルサレム神殿でお働きになっていたイエス様を退けようと、パリサイ人はローマに納める税金について質問しました。
「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい。」という、聖書の教えにかなったお答えに彼らは驚嘆し、その場を退きました。

すると今度はユダヤ教サドカイ派の人たちがやってきて質問したのです。
やもめとなった長男の妻をめとった弟たちが、長男と同じように死んで世を去ってしまった。兄弟全員が一人の女性を妻としたが、復活の時になって彼女は誰の妻になるのかと。

そもそも結婚というのは、後の時代への命と信仰の継承であり、救いのモデルでもあって、復活の時、すなわち救いのゴールに至っては、もはや結婚の必要がないわけです。

イエス様は彼らがいかに聖書と神の力を分かっていないかを指摘され、神様はご自身を「アブラハム、イサク、ヤコブの神」とおっしゃるように、世を去ったはずの彼らはいま、神様の御手のうちに生きており、神様と交わりがあることを示唆して、復活の希望を解き明かされたのでした。

聖書に矛盾があるのではなく、サドカイ人をはじめ私たち人間こそが、不完全な罪人なのです。
聖書と神の力を知ることが出来るよう、求めていきましょう。

まっすぐ歩む者は主を恐れ、
曲がった道を行く者は主を侮る。(箴言14:2)

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