福音と人々を守る

福音 お知らせ

2023年10月8日(日)礼拝(聖書箇所:使徒19:21〜31)

聖書より:
紀元54年頃、三回目の伝道旅行で再びエペソを訪れていたパウロは御霊に示されて、マケドニア、アカイアを通ってエルサレムに戻り、そこからローマを目指すビジョンが与えられました。

地域にうまく福音が広がっていることもあって、パウロはテモテとエラストを先にマケドニアに派遣し、自身はしばらくアジアに留まりました。

そんな折、女神アルテミスの神殿模型造りをする銀細工人たちが、人の手で作ったものは神ではないとパウロが言っていることに反発し、騒動を引き起こしたのです。
実にこの世は、信仰や福音の拡大を脅かす性質があります。

人々は「偉大なるかな、エペソ人のアルテミス」と叫びながらマケドニア人のクリスチャンを捕縛して劇場になだれ込んだのです。
そこでパウロが劇場に入って行こうとしたところ、弟子たちが彼を引き止め、パウロの友人であるアジア州の高官たちも彼に劇場に入って行かないよう懇願したのです。

こうして教会は、パウロと福音の働きを守り、騒乱罪に問われる恐れがあった銀細工職人たちをもさらなる罪に陥る危険から守ったのでした。
福音に積極的であることは大切ですが、同時に信仰と人々を守ることにも積極的であることが大切です。

謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。(エペソ4:2-3)

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