信仰を行動に

支援物資 お知らせ

2022年10月16日(日)礼拝(聖書箇所:使徒11:27-30)

聖書より:

ステパノの殉教から始まった迫害により、弟子たちは様々な国や地域に散らされました。
しかし、彼らによって、エルサレムから遠く北に位置するアンティオキアの街に、異邦人による教会が起こされました。
その時、エルサレム教会は、バルナバだけでなく、預言者たちまで遣わすほどにアンティオキア教会を愛しました。

すると、預言者の一人でアガボという人が、世界中に大飢饉が起こるという神様の御言葉を取り次ぎます。
不思議なことに、神様は大飢饉が来ないようにはなさらなかったのです。
やがて、大飢饉は皇帝クラウディウスの時(預言から数年後のことだと思われます)、本当に起きたのです。
資料によれば、この時の大飢饉はパレスチナやユダヤ地方が最も厳しかったのだそうです。

そこで、アンティオキア教会は、ユダヤに住んでいる仲間に支援物資を送ることとし、バルナバとサウロの手に支援物資を託したのです。
実に、彼らは、語られた御言葉を真摯に受けとめ、大飢饉に備えようと行動していたようです。
こうして彼らは、自分たちを愛してくれたユダヤの仲間を、今度は自分たちが愛したのです。
この信仰と愛による行動を通して、ユダヤ人、異邦人という壁がなくなっていることを、今日の私たちは悟るのです。

「同じように、信仰も行いが伴わないなら、それだけでは死んだものです。」(ヤコブ2:17)

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