弱さに目を留めること

子羊 お知らせ

2023年4月23日(日)礼拝(聖書箇所:使徒の働き15: 30〜41)

聖書より:

紀元49年頃、エルサレム教会は、異邦人たちの教会に対し、手紙を書き、それを教役者であるユダとシラスに託しました。
手紙の内容は、偶像に捧げたもの、血と、締め殺しもの、みだらな行いという、信仰の妨げとなる4つの禁止事項についてでした。

アンティオキア教会を訪れたユダとシラスは、そこにしばらく滞在しました。
そして、多くの言葉をもって教会を励まし、力づけるほど、強く誠実な信仰を現したのです。

それから数日後、パウロは、かつて宣教した地域の諸教会を訪問しようとバルナバを誘いました。
バルナバは、マルコと呼ばれるヨハネを連れて行こうとしましたが、パウロは、宣教の途中で一行から離れて帰ってしまった者を連れて行くべきではないとし、二人は激しく対立したのです。
バルナバはマルコ・ヨハネとともに船でキプロスに渡り、パウロはシラスを選び、陸路から諸教会を目指しました。

後にパウロとシラスはマケドニアで捕縛され、鞭打たれ、投獄されてしまうのですが、マルコ・ヨハネは、この試練に耐えられなかったことでしょう。
信仰が完遂されるには、その人や自分自身の弱さに目を留める必要があるのです。

私たち力のある者たちは、力のない人たちの弱さを担うべきであり、自分を喜ばせるべきではありません。(ローマ15:1)

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