2023年4月30日（日）礼拝（聖書箇所：Iペテロ5:6〜14）
聖書より：
紀元63年頃、使徒ペテロは、困難のなかにある聖徒たちを励ますために神の御言葉を取り次ぎました。
その一つがペテロの手紙第一です。
その中でペテロは、試練や困難の中にあってこそ、堅く信仰に立つべきことを奨励しています。
なぜなら、私たちをキリストと神の愛から引き離し、死と絶望へと陥れようと悪魔が働いているからです。
一方神様は、試練や困難の中にある世界中の聖徒たちのことを把握しておられます。
そして、しばらくの苦しみの後で回復させ、堅く立たせ、強くし、不動のものにしようと、弱いはずの私たちをご支配くださいます。
この手紙が書かれるより１４年ほど前、マルコと呼ばれるヨハネは、自分の不手際によってパウロとバルナバを仲違いさせてしまいました。
その時パウロから「一緒に連れていけない」と言われました。
しかしこの手紙の中には、ペテロから「私の子」と呼ばれるほどにまで回復し、強く立てられたマルコの姿があります。
弱さがあるからこそ、私たちも神にへりくだり、従う堅い信仰を目指すことが大切なのです。
ですから、あなたがたは神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神は、ちょうど良い時に、あなたがたを高くあげてくださいます。（Iペテロ5:6）
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