困難に立ち向かう

海 お知らせ

2023年5月7日(日)礼拝(聖書箇所:使徒16:1〜5)

聖書より:

紀元51年頃、パウロは再びガラテヤ南部の町々を、シラスとともに目指しました。
今回はバルナバと別行動を取ったため、前回と逆のルートを進むことになりました。
リステラとイコニオン、前回パウロはこの町で激しい迫害にあいました。
その町をパウロはどのような心境で訪問したのか、今の私たちにはわかりませんが、おそらく困難を覚えたことでしょう。
私たちも日常において、困難と分かっていながら、向き合わなければならないことを幾度も経験するものです。

しかしパウロがリステラを訪れてみると、そこにテモテという弟子がいたのです。
彼は模範的な信仰を持ち、仲間からも良い評判を得ており、彼の信仰は、パウロが一緒に連れて行きたいと思うほどでした。
実に神様は、シラスに加え、テモテという良き友をパウロに備えてくださっていたのです。

そこでパウロは、この地域のユダヤ人たちを導くため、テモテに割礼を受けさせます。
異邦人に割礼を求めないことをエルサレム会議で定めていましたが、父親がギリシア人というテモテが授かっている賜物を活かすためでした。

この働きに、やがて諸教会は強められ、聖徒の数を増やして行ったのでした。

アブラハムは、その場所の名をアドナイ・イルエと呼んだ。今日も、「主の山には備えがある」と言われている。(創世記22:14)

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