2024年1月21日(日)礼拝(聖書箇所:使徒21:10〜21)
聖書:
紀元57年頃、第三次伝道旅行を終えたパウロは、聖霊に縛られてエルサレムに向かっていました。
途中で立ち寄ったカイサリアでは、ユダヤから来た預言者アガポが、聖霊によってパウロがエルサレムで捕縛されることを告げたのです。
それを聞いた弟子たちは、パウロにエルサレムに行かないよう懇願したのです。
しかしパウロは聞き入れず、エルサレムに向かうのでした。
やがてエルサレムに来ると、ヤコブをはじめとする教会の長老たちがパウロを迎え、彼の宣教報告を聞いたのです。
すると長老たちは、異邦人さえもお救いくださった神様を褒め称えました。
さらに、パウロが律法を軽んじているという噂が事実ではないことが明らかになり、この問題が解決したのでした。
弟子たちカイサリアでパウロを引き止めたことは明らかに間違いです。
人は自分の良し悪しで神様の導きを判断すると間違えてしまうのです。
十字架を前にしてイエス様は、ご自分の思うようにではなく、父の御心がなされるよう祈られました。
私たちはこの方に救われたのです。
私たちも自分の良し悪しではなく、神の御心がなることを求めることが大切なのです。
わたしに向かって「主よ、主よ。」と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。(マルコ7:21)
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