教会は異邦人を愛した

手紙 お知らせ

2023年4月16日(日)礼拝(聖書箇所:使徒の働き15:22〜29)

聖書より:

紀元49年頃、救いの信仰を授かった異邦人たちに、「割礼を受けなければ救われない」と偽りの教えを説く者が現れたことによって、異邦人たちの教会は混乱していました。
そのため、エルサレム教会では会議が開かれ、様々な論争を重ねました。
その結果、旧約聖書の御言葉から、割礼を受けていない異邦人の救いも、神様の御心であることを確かめ、結論に達しました。

そこで、エルサレム教会は異邦人の教会に手紙を書きました。
それをユダとシラスという二人の教役者に託し、二人をパウロやバルナバとともにアンティオキアに派遣したのでした。
これは実に誠意ある姿勢であって、異邦人教会の一人ひとりを思いはかる、エルサレム教会の愛と熱意の現れです。

そして異邦人たちに必要以上の重荷を負わせないことを聖霊とともに決めました。
つまり、偶像に供えたもの、血と、締め殺したもの、淫らな行いという信仰の妨げとなる4つの禁止事項を定め、異邦人たちの信仰と救いを守ったのでした。
ユダヤ人と異邦人、異なる民族、文化、歴史にあっても、イエス・キリストの救いは、愛をもって両者を結び、全世界に広がっていったのです。

私は福音を恥としません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。(ローマ1:16)

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