2024年7月21日(日)礼拝(聖書箇所:使徒28:1〜6)
聖書から:
紀元59年頃、囚人の身となっていたパウロは、船でローマへ護送されていました。
船は途中で暴風に襲われ、14日間地中海上を漂流し、その後マルタ島沿岸の岩礁に乗り上げ、座礁することとなりました。
しかし百人隊長の指揮のもと、乗船していた全員は脱出に成功し、マルタ島に上陸することができたのです。
また、島の人々は親切に世話をしてくれました。
こうして生命の危険から逃れたパウロでしたが、火に薪をくべていたところ、一匹のマムシが薪の間から飛び出し、彼の手に噛みついたのです。
この様子を見ていた島の人々は、パウロが囚人だったことから、「嵐から逃れられても正義の女神は見過ごしにしない」と言ってパウロを軽蔑したのです。
ところがいくら時間がたっても、パウロは何の害も受けませんでした。
それを見た島の人々は「この人は神だ」と言い出したのです。
このようにマムシの毒の働きをお許しにならなかった神様によって、パウロは福音を語る機会を得たのです。
私たちも、ともにおられるキリストが働かれる身であることを覚え、信頼し、従うことが大切なのです。
あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。(Iコリント3:16)
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