モーセの罪

エジプト 礼拝

2024年5月19日(日)礼拝(聖書箇所:出エジプト2:11〜15)

聖書:
紀元前1600年頃、イスラエル民族はエジプトの奴隷民となっていました。
その中でモーセは、幼い頃に王女の養子としてファラオの家に迎えられ、その後、王族の一人として成人しました。
ある時、一人のヘブル人の同胞がエジプト人に打ち叩かれているのを見たモーセは、周囲を見回し、そのエジプト人を殺害して砂に埋めたのです。

ところがモーセの犯行は、他人に知られていたのです。
そしてこれを知ったファラオは、モーセを処刑しようと彼を探し始めたのです。

モーセは自身の独善的で身勝手な罪によって、ファラオ、王女だけでなく、彼の将来を思い、彼を王女に譲り渡した実の母親をも裏切ったのです。
こうしてモーセはミディアンの地に逃亡したのでした。

しかし神様は、その罪深いはずのモーセを、民たちのエジプト脱出のための預言者としてお召しになったのです。
神様の哀れみと救いは、モーセのような愚かな罪人にも届くのです。
今の私たちには、イエス・キリストの救いが用意されているのです。

罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。 (ローマ6:23)

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