2023年12月10日(日)礼拝(聖書箇所:イザヤ9:6〜12)
聖書:
紀元前750年頃、神様は預言者イザヤを通して、救い主到来の約束をくださいました。
キリストは不思議な助言者として語り、神の力ある御業をなさり、永遠の命の道を開き、神様と私たちとの間に平和を築かれます。
これは、神様ご自身が熱心に実現してくださる、私たちのための救いの御業です。
一方、北イスラエルでは、預言者ホセアとアモスの働きを通して、神様は民たちの背信の罪と、それにともなう災いを警告しておられました。
ところが民たちは、神様の御言葉を聞いたのに怖れてへりくだるどころか、高ぶり、思い上がって反抗したのです。
紀元前722年頃、北イスラエル王国は、神様が警告されたとおり、アッシリアをはじめとする諸国諸民族の侵略により、サマリヤ陥落をもって滅亡したのでした。
私たちが目指すべき姿勢は、御言葉をもって罪をお示しになる神様に対し、ダビデのようにへりくだり悔い改めることです。
神様はそんなダビデの血筋をもって、すべての罪を取り去ってくださるキリストをこの世にお遣わしになったのです。
まもなくクリスマスを迎えますが、罪の裁きから救われ、神の子どもとされた私たちこそ、へりくだり砕かれた心にたつ信仰が大切なのです。
神はそのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今はどこででも、すべての人に悔い改めを命じておられます。(使徒17:30)
コメント