2023年5月28日(日)礼拝(聖書箇所:使徒16: 11〜19)
聖書より:
紀元50年頃、使徒パウロとその一行は、助けを懇願するマケドニア人の幻を見たことにより、マケドニアのピリピにやってきました。
そこでリディアという神を敬う女性とその家族によってピリピ教会が起こされたのです。
ところがパウロたちは、さらに旅路の先を目指していたようで、リディアはパウロたちを強いて自宅に滞在させたのでした。
与えられたビジョンに従って先を急ぐのか、それとも一旦足を止めて教会を整えるのか、時に信仰は選択を迫られることがあるのです。
次にパウロたちは、占いの霊に取り憑かれている若い女奴隷と出会いました。
女奴隷の主人たちは彼女の占いで多くの利益を得ていました。
ところが彼女は、パウロたちを「いと高き神のしもべです」とふれまわり、何日も邪魔をしたのです。
悪霊を追い払えば彼女は職を失うでしょう。
しかし、このままではパウロたちは福音を伝えられません。
正義を貫くのか、悪と妥協するのか、この世は私たちの信仰に挑戦してくるのです。
パウロはついに彼女から悪霊を追い払いました。
たとえ消極的な結果が懸念されても、キリストとともにビジョンを目指し、前進することが大切です。
イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。(ヘブル13:8)
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