2023年11月26日(日)礼拝(聖書箇所:使徒21:1〜14)
聖書:
紀元57年頃、マケドニア、アカイア地方での活動を終えたパウロは、聖霊によってエルサレムへの帰路を急いでいました。
小アジアのミレトスから出港し、沿岸の港町を経由し、やがてスロフェニキア地方のツロに到着しました。
すると、パウロが出会った地元の信徒たちは聖霊に示されたことを理由に、パウロにエルサレムへ行かないようしきりに願うのです。
しかし、それでもパウロはエルサレムを目指し、次はカイサリアに到着しました。
ここではピリポと預言者である彼の4人の娘、さらにユダヤからやってきたアガポという預言者と出会いました。
アガポは聖霊に示され、パウロがエルサレムでユダヤ人たちに捕えられ、異邦人に引き渡されると告げたのです。
これを聞いてピリポや地元の信徒たち、そしてパウロと共に旅をしていたルカや他の同行者たちは、一斉にパウロにエルサレムへ行かないよう強く求めたのでした。
しかし、パウロがそのように異邦人に引き渡されることは、もとより神様による福音拡大のためのご計画によることで、聖霊はそのことをお示しになっていたのです。
神様の導きと祝福は、不都合を通して与えられるものでもあるのです。
神様の導きを自分の都合不都合で計るのではなく、信じて委ねることも大切な信仰なのです。
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。(Iペテロ5:7)
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