罪の嵐を乗り越える

聖書と祈りの手 お知らせ

2023年2月5日(日)礼拝(聖書箇所:使徒4:1〜7)

聖書より:

紀元50年頃、アンティオキア教会から遣わされたパウロとバルナバは、ピシディアのアンティオキアの会堂で福音を語り、多くの異邦人が救われました。
しかし、ユダヤ人たちの妬みと迫害を受けたため、そこから南東120キロほどに位置するイコニオンにやってきました。
そしてその会堂で福音を語ったところ、多くの人々が救われました。
しかし、前回と同じくパウロたちはユダヤ人たちから妬まれ、激しく反発されたのでした。

それでもパウロたちは長くその町にとどまり、福音を語り続けました。
かつて、ガリラヤ湖で突然の突風に襲われた弟子たちは、命の危険を感じる中でイエス様に拠り頼みました。
すると、主は風を叱りつけ、嵐を静めてくださいました。
同じように、人々の悪意の嵐の中で使徒たちは主に拠り頼んでいたのでしょう。
主は彼らを通して、しるしと不思議を持ってご自身を証しされたのでした。

いよいよ町はユダヤ人の側に立つ者と、使徒たちの側に立つ者の二派に分かれたのでした。
人の心は悪意に扇動されやすいものです。
しかし、神の御言葉と導きに心を留めるならば、確かな救いの道に立てるのです。
主に拠り頼む使徒たちは、やがてユダヤ人たちの策略を知って町を離れ、難を逃れることができたのです。

みことばによく通じた者は幸いを見出す。
主に拠り頼む者は幸いである。(箴言16:20)

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