2022年9月25日(日)礼拝(聖書箇所:詩篇23:4-6)
聖書より:
旧約聖書の詩篇は、かつて、賛美の歌として捧げられていた神の御言葉です。
詩篇23篇は「ダビデの賛歌」という題目がつけられています。
彼はイスラエルの戦士として、また国王として活躍しました。
それだけでなく、キリスト到来の道筋として神に召されたほど、模範的な信仰を持つ人物でした。
しかしその生涯はというと、決して平坦なものではなく、この世と死者の世界を分ける死の陰の谷を歩くほどの禍を幾度も体験していました。
今の私たちも、新型コロナウイルスや戦争、それに伴う物流や経済の動向に振り回されるなど、様々な禍とも言うべき困難を体験しています。
一方でダビデは、神様のいつくしみと恵みが人生の全てにおいて、追って来るのだと、証し賛美しています。
禍を体験したダビデがこのように証しすることができたのは、神様により禍から助け出され、乗り越えることができたからです。
また、たとえ敵の目前であっても、神様の恵みによる食卓に与るほどの平安があったからです。
それだけでなく、国王として香油を注がれるほどの祝福を受けたからです。
同じ神様に愛されている私たちも、ダビデが「いつまでも主の家に住まいます」と言っているように、羊飼いなる神様に従いついていくならば、同じ希望を持ち続けることができるのです。
「わたしは良い牧者です。
良い牧者は羊のために命を捨てます。」(ヨハネ10:11)
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