自分の剣に頼るな

2021年8月1日(日)礼拝(聖書箇所:マタイ26:45-56)

聖書より:

十字架の前夜、オリーブ山で祈っておられたイエス様の下に、主を裏切ったユダに先導された、剣や棒を持った群衆が迫ってきました。
すると一人の弟子が剣を抜き、群衆のうちの一人、大祭司のしもべに打ちかかりました。
そこでイエス様は「剣を取る者は剣によって滅びます」と言って彼を諭されたのです。

さらにイエス様は、ローマ軍の一個大隊以上の数の御使いをしたがえ、彼らに対抗する権威があることを示しつつ、聖書の御言葉が成就するために、あえてご自分を彼らの手に引き渡すことをお選びになったのでした。

その時ついに弟子たちは、イエス様が過ぎ越しの祭りの晩餐の中で予告された通り、散り散りに逃げ出したのでした。

救いの信仰は、剣など人の力によって守られるものではありません。
また、死んでもイエス様に従い通したくても、人は罪を贖うキリストの十字架の御業にまで踏み入ることは出来なかったのです。
イエス様は弟子たちをはじめとする、全ての人々の罪を贖うため、一人十字架へと向かって下さり、墓に納められてから三日目に蘇り、私たちに救いの信仰を授け、その御手のうちに捕らえて下さっているのです。

神こそ わが岩 わが救い わがやぐら。
私は揺るがされることがない。(詩篇62:6)

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