2023年6月4日(日)礼拝(聖書箇所:使徒16: 19〜25)
聖書より:
紀元50年頃、使徒パウロとその一行は、助けを懇願するマケドニア人の幻を見たことにより、マケドニアのピリピにやってきました。
すると、占いの霊に取り憑かれている若い女奴隷が、何日も彼らの宣教活動を妨げたのです。
パウロはやむなく彼女に取り憑いている悪霊を追い払いました。
彼女の雇い主たちは、利益を得られなくなったことを見て、パウロとシラスにありもしない罪を着せ、彼らを訴えたのです。
すると町の長官たちは、取り調べもせずに二人をむち打ち、投獄してしまったのでした。
実にこの世は、強者が弱者の人権をないがしろにする独善的な罪が働きます。
パウロとシラスは、何度もむちで打たれた上に、投獄され、足かせで繋がれています。
このような仕打ちを受ければ、誰でも心が折れてしまうでしょう。
ところが二人は神に祈り、賛美の歌を捧げるほどその心は満たされていたのです。
しかもそれは、他の囚人たちが二人の賛美に聞き入るほどでした。
こうして変わらない彼らの信仰が、罪の世の犯罪者たちの心にまで、神を証することとなったのです。
人々の悪意に心を奪われるのではなく、祈り、賛美するほどに神であるキリストを目指し続けることが大切なのです。
あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。(詩篇119:105)
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