主のあわれみ深さ

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2023年9月24日(日)礼拝(聖書箇所:ルカ19:1〜10)

聖書より:
紀元30年頃、イエス様はエルサレムに向かう途中、エリコの町に立ち寄られました。
その町には、ザアカイという取税人のかしらが住んでいました。
取税人はローマのための税に不当な利益を上乗せして徴収していたため、人々から非常に嫌われていました。
ザアカイはそんな取税人のかしらで金持ちでしたから、人を愛するよりも自分を愛し、神様を愛するよりお金を愛する人であり、聖書の教えに全く背を向けた生き方をする、非常に罪深い人だったのです。

彼はイエス様が町にやって来られたことに興味を持ち、背が低かったので道を先回りしていちじく桑の木に登ります。
するとイエス様は、初対面であるはずの彼に「ザアカイ」と呼びかけられたのです。
名前を知られているということは、当然、彼の罪の全ても知っておられたはず。
ところがイエス様は彼をとがめるのではなく、「あなたの家に宿泊する」と、まるで親友のように語りかけられたのです。
そのあわれみに、ザアカイは自分の財産の半分を施しに、人々から脅し取ったものは4倍にして返すと言って、これまでの人生を悔い改めたのでした。

主のあわれみは、人々から見捨てられるほど罪深い者にさえ注がれているのです。
私たちも主のあわれみに倣うことが大切です。

人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。(ルカ19:10)

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