世の終わりの信仰

2021年5月30日(日)礼拝(聖書箇所:マタイ24:15-31)

聖書より:

イエス様は宮を出られ、弟子たちを伴いオリーブ山に移動されました。
そこで弟子たちに、エルサレム神殿が破壊されてしまう日が来ること、そしてこの世の終わりが到来することと、その時にどんなことが起きるのか語り始められました。

その中でイエス様は、旧約聖書ダニエル書の御言葉にある、この世の終わりに関する教えをよく理解し、そのうえで確かな信仰を実行するよう諭しておられます。
そしてダニエル書の御言葉を用いて「荒らす忌まわしいもの」が聖なるところに立つのを見たなら、逃げるようおっしゃるのです。
それは、畑にいる者が上着を取りに戻ってはならないとおっしゃるほど、まっしぐらに逃げること。
なぜなら、この世の終わりの大きな苦難が情け容赦なく襲い掛かってくるからです。

しかし、イエス・キリストの救いの福音に生きる私たちが逃げるならば、当然、終わりに向かうこの世に福音が保たれ、大きな苦難の中にある人々の救いのために福音は残されます。
また、偽キリスト、偽預言者が大勢現れ、激しく惑わすことがあったとしても、福音によってそれらを見分けることが出来ます。

やがて世はキリスト再臨の時を迎えます。
その時、悲しみながら主の日を迎えるのか、それとも喜びをもって主をお迎え出来るのか、御言葉をよく理解し、自分を確かめ、福音に立つ確かな信仰に生きることなのです。

足には平和の福音の備えをはきなさい。(エペソ6:15)

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