2023年12月17日(日)礼拝(聖書箇所:イザヤ7:10〜17)
聖書:
紀元前740年頃、南ユダ王国とその王アハズは困難の中にいました。
それは、アッシリア帝国に対抗するため、北イスラエル王国が神様ではなく、隣国アラムにより頼み、これと同盟を結び、南ユダ王国にも加盟を求めてきたのです。
大いに動揺したアハズ王はこれを拒みました。
すると、北イスラエルとアラムが攻めて来たのです。
そこで神様はイザヤを遣わし、アハズ王に救いを求めるようお命じになりました。
するとアハズ王は、神様を試みてはならないといってこれを拒むのです。
人は誰しも不完全な罪人。
示された御言葉に自分なりの判断を加えると、かえって不従順の罪に至るのです。
そこで神様は、アハズ王に煩わされながらも、救い主降誕の約束を下さり、さらにそれが実現する事をアハズが悟れるよう、北イスラエルの王とアラムの王がアッシリアによって倒されることをお告げになったのです。
すると、紀元前732年にアラムがアッシリアに降伏、紀元前722年に北イスラエルが滅亡したのです。
神様は全ての将来を見通すお方。
その神様から御言葉が示される時、それは将来へのターニングポイントとなる可能性があります。
まず従うことが大切なのです。
すなわち、ちょうど一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、一人の従順によって多くの人が義人とされるのです。(ローマ5:19)
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