2023年9月10日(日)礼拝(聖書箇所:使徒18:18〜22)
聖書より:
52年頃、幻と御言葉によってコリント宣教を命じられたパウロは、1年半にわたって御言葉を語り続けました。
そしてその後、シリアのアンティオキアに戻るため、コリントの東に位置するケンクレアの港にやってきました。
パウロはそこで髪を剃り落とします。
これは旧約聖書民数記に記された、ナジル人の教えに従うもので、パウロの活動はすべて神様のご計画であったことを示しています。
エーゲ海を渡りエペソに立ち寄ったパウロは、ここでも会堂を訪ね、ユダヤ人たちに御言葉を語りました。
するとこの街のユダヤ人たちは好意的で、パウロに長く滞在してくれるよう頼むのです。
ところがパウロは聞き入れることなく、カイサリアへ向けて去ってしまったのです。
どうやらユダヤ人たちは、彼らが救われるのに十分な御言葉を聞いたのに、信仰告白しなかったようです。
その結果、恵みの時を自ら逃してしまうことになったのです。
救いや恵みは私たちの都合ではなく、神の主権によるもの。
示されたらすぐに従うことが大切なのです。
すると、イエスは彼に言われた。「鋤に手をかけてからうしろを見る者はだれも、神の国にふさわしくありません。」(ルカ9:62)
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