ヘロデに立ち向かう教会

聖書祈り お知らせ

2022年10月23日(日)礼拝(聖書箇所:使徒12:1-5)

聖書より:

ユダヤの外でも異邦人たちによる教会が起こされ始めた頃、エルサレムでは使徒ヤコブがヘロデ王によって処刑されてしまいました。
このことでユダヤ人から称賛を得たヘロデ王は、今度はペテロを捕らえ投獄しました。
罪は心地よさを得るとエスカレートする性質を持っています。
ヘロデは過越の祭りの後でペテロを民衆の前に引き出すことにし、四人一組の兵士たち四組に見張りをさせました。
こうして神の教会の前に、国家権力者の横暴な罪が立ちはだかったのです。

一方、教会は信仰を持つ一般市民の集まりであり、国家権力に対してなんの力もありません。
そこで教会はペテロのために、熱心に神に祈り始めたのです。

私たちの罪を十字架の御業を持って贖い、復活され、罪と死に勝利されたキリストも、ゲツセマネの園で熱心に神に祈られました。
ここに、罪を前にして祈るキリストと同じ姿が、教会にも現れたのです。

墓に納められてから三日目によみがえられたキリストは、私たちと父なる神との間でとりなしてくださっています。
キリストの名を通して祈る私たちの信仰には、ヘロデとは比べ物にならない偉大な神の権威が働いているのです。
熱心に祈るものとなりましょう。

父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛にとどまりなさい。(ヨハネ15:9)

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