苦しみが証に

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2023年2月19日(日)礼拝(聖書箇所:使徒14: 19〜28)

聖書より:

ピシディアのアンティオキアからイコニオン、そしてリカオニアにやってきたパウロに、ついにユダヤ人たちの迫害の手が及びました。
彼らはパウロを石打ちにしたのです。
この間、パウロは抵抗することもなく、ただユダヤ人たちにされるがままになっていたようです。
やがてユダヤ人たちは、パウロが死んだものと思い、町の外に引きずり出したのでした。

そもそもパウロこそ、かつては教会を激しく迫害していたユダヤ人の一人であって、今度は自分が犯したのと同じ悪行に苦しめられたのです。
人には、その時は正しいと思いつつ、あとになって災いとなって自分に返ってくることを体験します。
特にこの問題は、罪の裁きに至るほど、神様との関係において深刻です。

奇跡的に死を免れたパウロは、証のために苦しまなければならないという主の御言葉のとおりであったことを覚えました。
そして、これまで巡り歩いてきた町に戻り、証しし、励まし、教会を主に委ねたのでした。
パウロをはじめ、至らない私たちに対して、キリストが御言葉とその御力を表されるのです。
大切なことは主に拠り頼むことなのです。

同じように、あなたがたもキリスト・イエスにあって、自分は罪に対して死んだ者であり、神に対して生きている者だと、認めなさい。(ローマ6:11)

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