2023年4月9日(日)礼拝(聖書箇所:ヨハネ20:19〜23)
聖書より:
イエス様が十字架で死なれ、墓に収められてから三日目。
弟子たちはエルサレムにある家に集まっていました。
そのすべての戸には迫害を恐れた弟子たちによって鍵がかけられていました。
それは、イエス様と死別した弟子たちの、失意と不安の象徴とも言えるでしょう。
死別したものを取り戻すことは誰にもできませんが、これが私たちの人生の厳しい現実です。
ところが、完全に閉ざされているその家に、イエス様がこられ、「平安があなたがたにあるように」とおっしゃいました。
イエス様の手には十字架に釘打ちされた時の傷跡があり、脇腹には兵士が突き刺した槍の傷跡がありました。
弟子たちはイエス様の傷跡を見て、人々の罪によって死なれたイエス様が蘇り、死と絶望の彼方から生きて帰ってきてくださったことを悟ったことでしょう。
大喜びする弟子たちに、イエス様は息を吹きかけ、「聖霊を受けなさい」とおっしゃったのでした。
神様の御心は、罪によって霊的に死んでいた私たちを、キリストの死と復活をもって贖い、新たに霊的に生きるようにすることだったのです。
聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるためです。(エペソ1:14)
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