弱い私たちの強さ

聖書 お知らせ

2023年2月26日(日)礼拝(聖書箇所:IIコリント12:1〜10)

聖書より:

異教や異文化の影響によって信仰が混乱していたコリント教会を、パウロは厳しい言葉と御言葉をもって対処しました。
深い悲しみを負いつつも、悔い改め、回復したコリント教会に、パウロは紀元57年頃、喜びを持って御言葉を取り継ぎました。
それがコリント人への手紙第二です。

その中でパウロは、第三の天に引き上げられるという、神の啓示を受けたことを証ししました。
与えられている信仰には完全な将来が伴っていること、神の啓示を受けたことによる喜びは、高慢の罪に陥るのではないかと心配するほどであることを証ししています。

しかしその一方で彼は、「とげ」とか「サタンの使い」とも言うべき身体的問題を抱え、悩んでいました。
私たちも救いの喜びと確約された将来を得てはいるものの、今ある日々の生活の中で、様々な悩みや痛み、弱さに沈むものです。

しかしパウロは、その弱さの中にあってこそ、御言葉をもってお働きくださる神様の御力が表れるものであると証ししています。
私たちの信仰には、確実な将来の喜びだけでなく、弱い時でも強いという喜びも伴っているのです。

ですから私は、キリストのゆえに、弱さ、侮辱、苦悩、迫害、困難を喜んでいます。
というのは、私が弱いときにこそ、私は強いからです。(IIコリント12:10)

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