2022年7月31日（日）礼拝（聖書箇所：ハバクク1:1-11）
聖書より：
紀元前605年頃、南ユダ王国はバビロニア軍の侵略により、滅亡の時を迎えようとしていました。
その時、エレミヤをはじめとする預言者たちは滅亡の危機が迫っているという神様の御言葉を語り、悔い改めて神に立ち返ることを指摘しました。
ところが祭司や民の指導者たちは聞き従わず、預言者を捕らえてしまうのでした。
その暴虐に預言者ハバククは、嘆きながら神様に救いを求めるのでした。
一方、神様は民たちの罪に対処するため、民たちの中からではなく、異邦人のカルデア人を用いて、罪が蔓延する南ユダ王国を滅ぼすことをハバククに示されたのでした。
これは神の民にとって実に不名誉なことです。
それほど民たちは、罪のゆえに神様から離れきっていたのです。
やがて歴史は、民たちが悔い改めないまま、滅亡に至ってしまったことを今の時代に伝えています。
私たちには神様の御言葉を自分の価値観で判断し、背を向け、自分で自分を惨めにしてしまう罪があるのです。
贖い主キリストにこそ目を留め、聞き従う信仰を心がけることが大切なのです。
サムエルは言った。「主は、全焼のささげ物やいけにえを、主の御声に聞き従うことほどに喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。（Iサムエル15:22）
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