弱さを受け留めること

愛 お知らせ

2023年3月5日(日)礼拝(聖書箇所:使徒15:1〜12)

聖書より:

パウロとバルナバがシリアのアンティオキアに戻った後、しばらくして、ユダヤからやってきた人たちが、「異邦人も割礼を受けなければ救われない」と教え始めたのです。
迫害や暴力なら避けるところですが、教えのこととなれば放置するわけにはいきません。
パウロは彼らと論争しますが解決しません。
そこでアンティオキア教会は、この問題の解決のため、パウロとバルナバをエルサレムに派遣しました。

道中、サマリアやフェニキアの諸教会でも、パウロたちは異邦人の救いを証ししました。
すると、すべての兄弟たちがそれを喜び受け入れました。
ところが、エルサレム教会でこの問題を話したところ、以前はユダヤ教パリサイ派だった人たちが、「異邦人も割礼を受け、モーセの律法を守るべきだ」と主張し始め、そこから多くの論争を重ねることとなったのです。
長年、割礼と律法を守り行うところに救いを求めてきた彼らには、新しい理解に立つことは容易なことではなかったようです。
やがてペテロが立ち上がり、神の主権により、異邦人も自分たちと同じ救いを得ていることを証しし、解決へと導いたのです。
論争する弱さも、愛をもって受け留めるなら、神の恵みによる平安を勝ち取ることができるのです。

信仰の弱い人を受け入れなさい。その意見をさばいてはいけません。(ローマ14:1)

コメント