自分に勝つ

ヨルダン 礼拝

2024年3月24日(日)礼拝(聖書箇所:II列王記5:1〜5,9〜15)

聖書:
紀元前850年頃、アラム(シリア)軍の長ナアマンは、国王から敬愛されるほど優秀な司令官でした。
しかし彼には、自分の力ではどうにも解決できない悩みがありました。
それは、彼の体が¬ツァラアトに冒されていることでした。

ツァラアトは皮膚病の一つなのですが、聖書がまだ完成されていなかった時代、神様はその人に悔い改めるべき罪があることを示すためにツァラアトを用いておられました。

ナアマンは、イスラエルから来た女奴隷の進言を受け、癒してもらおうと多くの贈り物を携えて預言者を訪ねました。
すると使いの者が「ヨルダン川で、七度身を洗うように」と告げたのです。
預言者が出てきて儀式的な手当てをしてくれると思っていたナアマンは、激しく怒りながら帰路につきます。
しかし、しもべたちに諌められたナアマンは考えを変え、神の御言葉に従い、ヨルダン川に七度身を浸しました。
すると、たちどころに癒されたのでした。

彼の罪は、神様に対して独善的だったこと。
不完全なものでも悔い改めて従うならば、神様は完全な恵みをもって報いてくださるのです。
キリストの十字架を覚え、悔い改めの先にある希望を目指しましょう。

したがって、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。いつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。(ヘブル7:25)

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