律法は異邦人のため

旧約聖書 お知らせ

2023年3月12日(日)礼拝(聖書箇所:使徒15:12〜21)

聖書より:

アンティオキア教会では、「異邦人も割礼を受けなければ救われない」という教えを説くユダヤ人がいました。
この問題を解決するため、パウロとバルナバがエルサレム教会に派遣されました。
すると、エルサレム教会でも同様に、「異邦人も割礼を受けてモーセの律法を守るべき」だという主張が起き、使徒たちは多くの論争を重ねていました。
やがてペテロが立ち上がり、神の主権により、異邦人も救いを得ていることを証ししました。
論争は収まり、パウロとバルナバの宣教報告に、全員が耳を傾けました。

すると、使徒ヤコブは神の働きを悟り、立ち上がり、パウロとバルナバの報告が、これまでペテロが語っていた異邦人の救いと同様であることを告げました。
また、旧約聖書アモス書の聖句を引用し、神様が異邦人の救いをもって御言葉を成就されたことを告げたのでした。

信仰による証には、御言葉と神様の働きが伴っているもので、私たちはそこに証しされている事柄が神様によるものと悟るのです。

さらに、ヤコブは、救いの信仰を授かった異邦人たちに律法を負わせて悩ませるのではなく、偶像礼拝などの不信仰から彼らを守るために、律法を用いることを説いたのでした。
割礼の有無に関係なく、私たちは神の民とされた大切な仲間なのです。

それは、アブラハムへの祝福がキリスト・イエスによって異邦人に及び、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるようになるためでした。(ガラテヤ3:14)

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