ベレアのユダヤ人

巻物 お知らせ

2023年7月9日(日)礼拝(聖書箇所:使徒17:10〜15)

聖書より:
紀元50年頃、パウロとシラスは第二次伝道旅行において、ギリシアのマケドニア地方を伝道していました。
テサロニケでは、多くの異邦人が救われたものの、ねたみにかられたユダヤ人たちが暴動を起こしました。
そこで、パウロたちはテサロニケから南へ80kmほどに位置するベレアに行き、そこでもユダヤ教の会堂を訪れ、イエス・キリストの福音を語りました。
すると、この町に住むユダヤ人たちはパウロの語る神の言葉を素直に聞き入れ、毎日聖書を調べました。
そして、多くの者が信仰を得たのでした。

ところがテサロニケのユダヤ人たちは、パウロがベレアでも福音を語っていることを知り、わざわざこの地にやってきて、騒ぎを引き起こしたのです。
そこで人々はパウロを町から送り出し、アテネまで案内したのでした。
彼らは救われて間もないにも関わらず、反対者等による困難の中で、パウロと離れざるを得なくなったのです。

ところがパウロは、案内してくれたベレアの人たちに、シラスとテモテにできるだけ早くパウロのところに来るように伝言したのです。
それだけベレアの人々の信仰は、強く確かなものだったと考えられます。
私たちもベレアのユダヤ人たちのように、毎日聖書の御言葉に親しみ、神に対して素直な信仰を持つことが大切です。

初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。(ヨハネ1:1)

コメント