隣人を愛すること

座礁した船 礼拝

2024年7月14日(日)礼拝(聖書箇所:使徒27:39〜44)

聖書から:
紀元59年頃、カイサリアの総督府で囚人だったパウロは、ローマ総督の裁判を経てカエサルに上訴しました。
そして、パウロは百人隊長と兵士たちに護送され、船でローマを目指していました。
ところが船は、ユーラクロンという暴風に襲われ、14日間ものあいだ地中海上を漂流したのでした。
そんな絶望的な状況の中、人々を励ましたのはパウロの語る神の御言葉でした。
人々は、船は失っても誰も命を落とさない、必ずどこかの島に上陸するという希望を持って食事をとりました。

やがて砂浜のある入江が見えたため、錨を捨てて舵を取り、陸地を目指しました。
ところが船が座礁してしまい、大波に船は壊れ始めたのです。
すると兵士たちは囚人たちが逃亡することをおそれ、囚人たちを殺そうと図ったのです。
一方、百人隊長はパウロを助けたい思いから、兵士らを制止し、全員を上陸させるため、壊れゆく船からの脱出を指揮したのでした。

百人隊長はパニックと混乱に陥っても不思議ではない状況の中、パウロが御言葉をもって自分たちを支え、導いてくれたことに心から応答したのでした。
十字架で示されたキリストの愛を受け、知っている私たちも主の愛に心から応え行動することが大切です。

父と母を敬え。あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。(マタイ19:19)

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