2023年12月31日（日）礼拝（聖書箇所：ヨエル2:21〜27）
聖書：
旧約聖書ヨエル書は、いつ頃に語られた御言葉なのか、今では分かりません。
しかしそこには、終わりに向かう世にあって、民たちに罪を悟らせ、悔い改めて立ち返らせようとお働きになる神様の御言葉が記されています。
神様は、毎年恵みの雨をもって豊かな収穫をお与えくださっています。
ところが、イナゴやバッタの大発生によって全ての収穫が失われたところ、民たちは神様以上に収穫に依り頼む生き方をしていたことが分かったのです。
翌年も災害に悩まされることを恐れる民に、神様が損害を償い、楽しみ喜べる新しい明日を約束くださり、悔い改めへと導かれました。
神様は私たちに罪を悟らせ、私たちの負うべき罪の損害を、代わりに償ってくださる方。
イエス・キリストの十字架はその最たる恵みです。
2023年は今日で終わりますが、恐れながら明日を迎えるのではなく、キリストのゆえに希望を持って、楽しみ喜びある明日を目指しましょう。
あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものをすべて、父が与えてくださるようになるためです。（ヨハネ15:16）
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