死んでも生きるのです

朝日 お知らせ

2023年11月5日(日)礼拝(聖書箇所:使徒20:7〜12)

聖書:
紀元56年、もしくは57年頃、マケドニア、アカイア地方の諸教会を訪問したパウロは、ユダヤ人の陰謀を避け、アジアのトロアスに戻ってきました。
その7日目の日曜日、パウロが屋上の間で深夜まで語り続けていたところ、窓のところに腰掛けていたユテコという青年が、眠気に負けて3階から転落死してしまったのです。
もちろん彼は、パウロの話を聞かなければならないことや、危険な場所に座っているわけですから、居眠りしてはいけないことくらい重々分かっていたはずです。

福音書には、ゲツセマネの園において、主から目を覚まして祈っていなさいと言われたのに、目を覚まし、祈り続けることができなかった弟子たちの姿があります。
心は熱く燃えていても、人には肉の弱さがあるため、悪魔の誘惑どころか眠気の誘惑にさえ負けてしまうのです。

パウロはすぐに下に降りていき、青年の上に身を屈めました。
すると青年が息を吹き返したのです。
信じる信仰を持つものは、死んでも生きるものであって、失敗の敗北から神様が回復させてくださるのです。

イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。(ヨハネ11:25)

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