2022年12月18日(日)礼拝(聖書箇所:ミカ書5:1-4)
聖書より:
旧約聖書ミカ書は、紀元前740年〜690年頃に、預言者ミカが書いた神の御言葉です。
この時代、アッシリア帝国は勢力を強めており、北イスラエル王国を滅ぼし、ついに南ユダ王国にまで迫り、城壁のある町々を攻め取りました。
旧約聖書士師記などを見ても分かるように、民たちが隣国の圧政に悩むとき、そこには罪や不信仰によって、神様との関係が希薄になっている事が背景にあるものです。
しかし、神様は南ユダ王国のなかで最も小さく、衰退してしまっていたベツレヘムに向かって約束をくださったのです。
それはイスラエルを納める支配者が生まれること、つまりメシア到来の約束でした。
それからおよそ750年後のクリスマス、ついにキリストはベツレヘムでお生まれになりました。
ところが町には宿がなく、母マリアはイエス様を布にくるんで飼葉桶に寝かせたのでした。
人は時の経過とともに御言葉の約束とその希望を忘れます。
しかし神様はどんなに時が経とうとも、変わることなく御言葉の約束を実現下さいます。
至らない私たちに必要なのは、待ち望む信仰だったのです。
しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。
走っても力衰えず、歩いても疲れない。(イザヤ40:31)
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