幸いなことよ

聖書 礼拝

2024年12月29日(日)礼拝(聖書箇所:詩篇128:1〜6)

聖書から:
旧約聖書詩篇の中に「都上りの歌」という題目がついている詩篇があります。
128篇もその一つです。
かつてエルサレムに神殿があったころ、礼拝者たちはその階段を一段登るたびにこれらの御言葉の教訓を心に留めながら歌ったのだそうです。
128篇では、神を恐れる信仰こそ幸いに至ることを説いています。

私たちは幸いな生活を望みつつも、そのために様々な労苦を負います。
しかし、その労苦に対して神様が報いてくださらなければ、誰も成果は得られません。
逆にいうと、労苦が報われ喜びを得るその時、私たちは神様が共におられることを知るのです。

また、神様は命をお与えくださる方であって、子どもたちを授かるそのさまは、神様の祝福のご計画が将来へと続くことを示すものでもあります。

マタイ28:20によれば、復活されたキリストは、世の終わりまで私たちの日々を伴ってくださっています。
大切なことは、日常の中に現れる恵みや導きに、憐れみ深い神様を覚える豊かさを重ね、信仰を深めること。
まもなく訪れる新しい一年を、私たちは恐れる信仰を持ち、神とともに歩みだすのです。

幸いなことよ 矢筒をその矢で満たしている人は。
彼らは門で敵と論じるとき 恥を見ることがない。(詩篇127:5)

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