キリスト降誕

イエスの誕生 礼拝

2024年12月22日(日)礼拝(聖書箇所:ピリピ2:1〜11)

聖書から:
紀元61年ごろ、ローマで投獄されていたパウロは、ピリピの教会に集まる人々の心を、さらにキリストに向けさせ、確かな救いの道を歩ませるため、神様の御言葉を取り次ぎ、手紙にしました。
それが新約聖書ピリピ人への手紙です。

その中でパウロは、人の心にある罪の性質、特に自己中心や虚栄心を指摘しています。
そして罪ではなく、キリストに心を向け、その愛に倣うよう諭しています。

キリストは神としての御姿を捨て、自分を無にし、人に仕える者としてこの世に人となってお生まれになりました。
そして、死に至るまで、私たちを愛し、十字架で私たちの罪を贖ってくださったのです。
父なる神は、そのキリストを墓に納められてから三日目によみがえらせ、永遠の命の道を私たちに開いてくださいました。
こうして私たちは、罪の裁きに至る、死んだら終わりの人生でなく、死を超えた先にある、命の希望を目指して生きることができるようになったのです。
クリスマスは、キリストの降誕をもって、神様が私たちへの愛と憐れみを現された日でもあるのです。

神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。(ヨハネ3:17)

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