罪を告白するダニエル

巻物 礼拝

2025年1月12日(日)礼拝(聖書箇所:ダニエル9:1〜9)

聖書から:
紀元前539年。
預言者ダニエルは、バビロン捕囚下にありました。
ダニエルは、神様がバビロン捕囚の期間を70年と定めて民たちをエルサレムに帰すことを御心とし、民たちに将来と希望を与えるご計画を立ててくださっていることを、旧約聖書エレミヤ書から知りました。
歴史はこの3年後、紀元前536年にペルシアの王キュロスの勅令によって、バビロン捕囚が70年の時を経て終わったことを伝えています。

ダニエルはこの御言葉によって、喜びと賛美をもって神様を礼拝したのではなく、自身と民たちが積み重ねてきた罪を告白し、悔い改めたのです。
そんなダニエルに対して、神様は新たに御言葉をくださいました。
それは、エルサレム再建の命令が下ってから69週の年月を経た後、メシアが到来し、罪を贖うというものでした。

今の私たちは、それがキリストの十字架の御業と福音によって、罪人をお救いになる、神様のご計画であることを知っています。
そして、今の私たちも、将来と希望を与える神様のご計画にあずかる身とされているのです。
大切なことは、罪を告白し悔い改めること。
その信仰に私たちも心にキリストを見出すのです。

見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。(黙示録3:20)

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