2022年3月20日(日)礼拝(聖書箇所:使徒7:9-16)
聖書より:
リベルテンの会堂に属する人たちによって捕らえられたステパノは、最高法院の前に引き出され、そこで旧約聖書から御言葉を語り続けました。
自分たちの先祖ヨセフは、兄たちの妬みを買いエジプトに売り飛ばされました。
やがてカナンの地が飢饉にみまわれると、兄たちはエジプトに穀物を買いにやってきます。
その時彼らの前に立ったエジプトの高官こそ、弟ヨセフでした。
兄たちはそれがヨセフだとは気づかずカナンに帰りましたが、二度目に彼らがエジプトに来たとき、ヨセフは自分のことを打ち明けます。
ここからヨセフは、親族たちをエジプトに呼び寄せ、飢饉という命の危険から助け出したのでした。
同じように最高法院をはじめ、民の指導者たちはその方がキリストであるとは知らず、妬みから十字架につけてしまいました。
しかし、ここにステパノの語る福音から、復活されたキリストを知る二度目の機会がもたらされたのです。
残念ながら、彼らはなお悔い改めを拒んでしまいますが、私たちこそ、大祭司や最高法院の議員たちと同じ罪人であることを覚え、彼らと同じ過ちを繰り返すのではなく、へりくだり、御言葉に柔軟な心と態度をもつことが大切なのです。
神はそのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今はどこででも、すべての人に悔い改めを命じておられます。(使徒17:30)
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