戦争のない世界をめざす

2021年8月15日(日)礼拝(聖書箇所:ルカ21:5-19)

聖書より:

弟子たちがエルサレム神殿を眺めていたところ、イエス様はそれが跡形なく破壊されてしまう日が来ることをお話しになりました。
礼拝をもって神様と交わる場としての神殿が失われてしまうわけですから、それこそ世の終わりをイメージします。

しかしイエス様は、それはこの世が終わりに向かう過程の出来事の一つであって、戦争や戦争のうわさ、偽キリスト等異教異端の問題が起こる事、人々の愛の劣化、災害や疫病の流行が起こることを予告されました。
現在、そのような出来事が、全世界に起きている現状を踏まえると、イエス様が予告された通り、この世は確実に終わりに向かっていることがわかります。

そこでイエス様は、世の人々を滅亡から救い出すためとして、弟子たちを遣わし、彼らの語る命の御言葉をもって、救いの御業をなさることを告げられたのでした。

ただし、滅びゆくこの世は、それが家族や親族であったとしても、弟子たちを迫害し、殺してしまうほど、神に対する反発がある可能性があることをお示しになり、そのうえで、確かな希望をもって、困難を乗り越えることをお教えになったのでした。

神は彼らの目から
涙をことごとくぬぐい取ってくださる。
もはや死はなく、
悲しみも、叫び声も、苦しみもない。
以前のものが過ぎ去ったからである。」(黙示録21:4)

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