神の力と神への信頼

道 礼拝

2024年3月3日(日)礼拝(聖書箇所:使徒23:10〜21)

聖書:
紀元57年頃、神の召しに従いエルサレムに戻ったパウロは、人々の誤解によって捕えられてしまいました。
ムチ打ちや石打ちの危険に繰り返し悩まされましたが、神様が備えてくださった脱出の道のゆえにパウロは守られていました。

ところが、40人以上のユダヤ人たちがパウロを暗殺する陰謀を企て、彼を殺すまで一切飲食しないことを神に誓ったのです。
そして、民の長老たちや最高法院に働きかけ、千人隊長にパウロを最高法院に連れ出させ、その途中でパウロを襲う手はずを取ったのでした。
善であれ悪であれ、少人数では出来なくても、大勢ともなれば最高法院を動かすほど力を持つのです。
こうして罪の世は、神に従うパウロに危険な力を持って迫ったのです。

ところがユダヤ人たちのこの陰謀を、どういうわけかパウロの甥が耳にし、そのすべてをパウロと千人隊長に知らせたのです。
神様が備えてくださる脱出の道は、人の知恵を超えて働きます。
私たちに必要なことは、信仰の矢筒に神様への信頼の矢を満たすことなのです。

志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られます。
その人があなたに信頼しているからです。
いつまでも主に信頼せよ。
ヤハ、主は、とこしえの岩だから。(イザヤ26:3-4)

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