2021年12月19日(日)礼拝(聖書箇所:ルカ2:1-7)
聖書より:
今から2021年前、皇帝アウグストがローマ帝国下にある全ての民に、住民登録をするよう勅令を下しました。
ダビデ王の家系にあったヨセフも、勅令に従い、身重となっているいいなずけのマリヤと共に、ナザレから150キロ以上離れた出身地ベツレヘムに帰りました。
大勢の人々が帰郷していたため、宿を借りることができません。
そんな折に、マリヤは月が満ち男の子を出産したのでした。
そしてその子を布にくるんで飼い葉桶に寝かせたのでした。
それが後に十字架の御業をもって罪を贖ってくださった、救い主イエス・キリストです。
この世にあって私たちは、社会とのかかわりの中で生きているもので、時には面倒でも負うべき責任と、逃れられない労苦を体験することがあります。
また時には「どうしてこんな時に限って」とか、「必要なのに手に入らない」もどかしさを覚えることもあります。
キリストはそんな思い悩みが渦巻く世に、人となってお生まれ下さり、痛む私たちに自ら歩み寄って下さったのです。
クリスマスは、そのキリストがこの世に来られたことを記念しているのです。
いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。(ヨハネ1:18)
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