2025年11月2日(日)礼拝(聖書:創世記25:11〜18)
聖書から:
紀元前2200年頃、アブラハムが神様と結んだ契約はイサクに継承され、ケトラとその子どもたち、イシュマエルとその子どもたちはカナンの地から離れたところに生活を移されました。
やがてイシュマエルは12人の息子たちを授かり、その息子たちから12の部族が起こされたのです。
しかし彼らの生活はすべての兄弟たちと敵対するものでした。
かつてイシュマエルと母ハガルは、悲しみながらカナンの地を追われて行きました。
それが後の敵対心につながったのかもしれません。
しかし神様は、アブラハムとの契約をイサクに継承される一方で、イシュマエルの子どもたちから12の部族を起こし、大いなる民とするご計画をもって、彼らを愛してくださっていたのです。
それが実現しているのに、彼らはそれに心を留めていなかったようです。
私たちは他人と自分を比べたとき、そこに劣等感や敵意を抱く愚かさがあります。
それでも神様は、イシュマエルの子どもたちに住む土地を与え、神様のご計画のうちに祝福の将来に至る今日をお与えくださっていたのです。
私たちも今日の生活を御恵みくださる神様に心を向けることによって、敵意ではなく愛に生きることが大切です。
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。(ヨハネ15:12)



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