神の計画とアブラハム

イザヤ書 礼拝

2025年10月26日(日)礼拝(聖書:創世記25:1〜11)

聖書から:
紀元前2200年頃、妻サラと死別し晩年を迎えたアブラハムは、ケトラという女性と再婚しました。
なぜそうなったのか聖書は何も語っていません。
しかしアブラハムはケトラとの間に6人の子どもを授かり、さらにそこから7人の孫を授かります。
後にその孫から3つの民族が起こされていったのです。

アブラハムは、イサクに自分の全財産を相続させ、ケトラとその子どもたちには贈り物を与えたうえで東方の国に移住させたのです。
おそらくアブラハムは、以前神がお話になった、イシュマエルではなくイサクに契約を受け継がせるという御言葉に聞き従ったものと思われます。

やがてアブラハムは幸いな晩年を過ごし、世を去る日を迎えました。
イサクとイシュマエルは、父の亡骸を母サラが葬られているマクペラの洞窟に埋葬しました。
それからおよそ1450年後に預言者イザヤが、ケトラを通して授かった子どもたちの子孫が戻ってきて主の誉れを述べ伝えると預言しています。
ケトラとの再婚には意味があったのです。

神様のご計画は、私たちには計り知れません。
大切なことは、すでに語られている御言葉に対して、私たちもアブラハムのように忠実であることなのです。

アブラハムは彼に言った。「モーセと預言者たちに耳を傾けないのなら、たとえ、だれかが死人の中から生き返っても、彼らは聞き入れはしない。」(ルカ16:31)

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