ベエル・シェバの契約

ベエルシェバ 礼拝

2025年7月13日(日)礼拝(聖書:創世記21:22〜33)

聖書から:
紀元前2200年頃、アブラハムは妻のサラとの間にイサクを授かって後、ハガルとイシュマエル親子と決別しました。
それからしばらくして、ゲラルの王アビメレクが将軍ピコルと共に訪ねてきて、契約を結ぶことをアブラハムに願ったのです。
それは、全能の神がアブラハムと共におられることを知っており、神を信じる両者の間に争いがないようにするためでした。

アブラハムはアビメレクの申し入れを承諾しました。
ただ、その時、アビメレクのしもべたちが奪い取った井戸のことで抗議し、解決を求めたのです。
そして、アブラハムは7頭の雌の子羊を差し出し、契約の証拠としたのです。

本来ならば、井戸を奪ったゲラル側が弁償すべきところですが、彼らの不義をゆるす条件はアブラハムにしか提示できません。
アブラハムの方法は、自らの子羊を差し出すことでした。
このアブラハムの一方的な行為を受けては、アビメレクたちは契約を守らざるを得ません。

私たちもそうです。
キリストの十字架という、神の一方的な愛と哀れみによって救いを受け、教会とされました。

やがて井戸の町ベエル・シェバはアブラハムの礼拝の場となり、子孫たちの信仰の場の一つとなったのです。
救いに召された私たちも、礼拝を守り、教会を守り、この希望を未来につなぐのです。

あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。(Iコリント6:20)

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