2025年6月8日(日)礼拝(聖書:ルカ5:1〜11)
聖書から:
紀元30年頃、イエス様はガリラヤ湖北部に位置する、カペナウムの町を中心に宣教活動をはじめておられました。
ある日、イエス様はシモンの船に乗り込み、湖上から人々に御言葉を語られ、それからシモンに網をおろして漁をするよう指示されました。
するとシモンは、一晩中漁をしても何も獲れなかったと言いつつも御言葉に従い、網をおろしたのです。
すると、おびただしい数の魚がかかったのです。
これに驚いたシモンはイエス様の前にひれ伏し、自分の不信仰を告白したのでした。
どうやらシモンは御言葉に聞き従い行動したものの、その心は正しく従っていなかったようです。
かつてゲラルの王アビメレクは神の御言葉を受け、すぐに従い、サラをアブラハムに返しました。
ここに、シモンとアビメレクとでは神に従う姿勢に違いがあります。
やがて御言葉を受けた漁師たちは、船を陸につけ、すべてを捨ててイエス様に従いついて行きました。
後に彼らはイエス・キリストの使徒となっています。
魚が獲れなかったという過去の体験に固執しては正しく従えません。
また、いま手にしている事柄を手放すことも必要な信仰なのです。
さあ今、あなたがたの生き方と行いを改め、あなたがたの神、主の御声に聞き従いなさい。そうすれば、主も、あなたがたに語ったわざわいを思い直されます。(エレミヤ26:13)
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