2025年5月25日(日)礼拝(聖書:創世記20:1〜7)
聖書から:
紀元前2200年頃、ソドムとゴモラの町が滅亡して後、アブラハムはマムレの樫の木のところからネゲブ地方のゲラルに寄留しました。
その時アブラハムは、この地域の人々の罪深い性質を見て、保身のため妻サラのことを妹だと公言したのです。
するとゲラルの王アビメレクは、サラを自分の妻にしようと人を遣わし、彼女を召し入れてしまったのです。
サラが国王の手中にあっては、アブラハムは手出しができません。
このように人は、信仰を持ちながらも人の目を恐れると打算に陥ってしまうのです。
ところがその夜、神様はアビメレクの夢の中に出て、「あの女は夫のある身だ」とお語りになりました。
神様は、サラを妻としてはならないことと、彼女をアブラハムに返すことをお命じになったのです。
そもそもアブラハムには、サラとの間に生まれるイサクから子孫が繁栄し、カナンの地を相続するという神様のご計画がありました。
神様のご計画は、アブラハムや私たちの打算や弱さに一切影響されないのです。
むしろ私たちは、人の目を恐れるよりも神様を恐れ、天の御国を相続する神様のご計画とその希望にしっかり立脚することが大切なのです。
しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。(ピリピ3:20)
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