2025年5月4日(日)礼拝(聖書:創世記19:30〜38)
聖書から:
紀元前2200年頃、ソドムとゴモラの滅亡から救われたロトは、ツォアルにとどまらず、二人の娘を伴い、山の洞窟に移り住みました。
すると二人の娘は、ソドムと共に滅びた夫に代わる、新しい夫を得るすべがないことに、実の父親との間に子どもをもうけることにしたのです。
父親のロトに酒を飲ませた上で姉が、翌日は妹が同じように父親に酒を飲ませ、それぞれに子をもうけたのでした。
夫を得る希望がない状況の中、彼女たちにはこの方法でしか活路を見出せなかったのでしょう。
とはいえ、娘たちのしたことは大きな間違いであり悪い考えです。
後に姉が生んだ子はモアブ人の先祖となり、妹が生んだ子はアンモン人の先祖となりました。
両者とも、アブラハムが授かった祝福に加えられなかった民族です。
二人はこのような過ちに至る前に、ソドムの滅亡から救い出してくださった神に、どうすればよいのか御心を求めるべきでした。
父親であるロトも、娘たちの将来を考えて、こうなる前に神の導きを求めるべきでした。
私たちもこの出来事を踏まえ、積極的に神様を求め、御心を得て確信する、確かな信仰を実践することが大切です。
御国が来ますように。
みこころが天で行われるように、
地でも行われますように。(マタイ6:10)
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