2025年4月6日(日)礼拝(聖書箇所:創世記19:12〜22)
聖書から:
紀元前2200年頃、ソドムの町に暮らしていたロトのもとに二人の御使いがやってきました。
御使いが町の人々の激しい欲望と罪の現状を目の当たりにすると、ロトに対し、この町に神の裁きが下り、滅亡することを告げたのです。
そして、家族を伴って町を脱出するように言いました。
この御言葉をロトは真摯にうけとめ、娘婿たちに家族を連れてソドムを脱出するよう勧めたのです。
ところが、御使いがロトに裁きから救われるために山に逃げるよう示したところ、彼は戸惑い、すぐに従えなかったのです。
その理由は、自分の力では山に逃げきれないと思ったからでした。
私たちも自分の弱さのゆえに、すぐに従えないことがあるものです。
そこでロトは、山の手前、ソドムの近くにあるツォアルに逃れることを願ったのです。
すると御使いは、ツォアルを滅ぼさないこと、彼らがツォアルに入るまで災いが来ないことを約束したのです。
神様は救いに召したその人がいかに弱く、至らない信仰の持ち主であったとしても裁きを決してお許しにならず、必ずお救いくださるのです。
私たちこそ、自分の弱さの中で祈り、自分にできる働きをもって、救いのゴールを目指すことが大切です。
聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるためです。(エペソ1:14)
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